いちごの生い立ち

※このページの文章は実際にいちごを保護した方から頂いた メールを基に書いてあります。
少々長くなってしまい、読みずらいだろうとは思いますが 現実にこのような事があったと一人でも多くの方に知って頂きたい のでぜひ読んで下さい。





いちごは2004年3月埼玉県の多頭飼い崩壊現場で保護されました。


以下メール文です。
ちょうど一年前、飼い主が亡くなって60匹の犬たちが残されている、 何とか14〜5匹だけでも助けてもらえないかという要請がありました。
以前ブリーダーが倒産したとき残った犬たちの里親探しをしたのですが その時かなり状態の悪い子を引き取ってくれたのが、Sさんでした。
2年ほど前からワンコ達のお世話に来ていて、あまりに可哀想なので、

ということでした。


初七日が済んだら人の出入りも落ち着くので、そのころ来て欲しいと言うことでした。
初めて現地に入ったのが3月3日、あのとき目にした光景はたぶん一生忘れられないでしょう。


飼い主の男性はガンで病院を出たり入ったりしていて、犬たちのことは 全くかまっていなかったのですから、入院している間にどんな手当でも 出来ましたものを・・・
善意がありながら多くのワンコを死なせてしまったことが本当に悔しいです。

とにかく何から手を着けて良いのか・・・ 状態の悪い子はまず病院へ。
その時はまだ疥癬とはわからなかったので、 私達もビニールの上下のレインコート、足下は長靴、手袋をはめて あの子達に接しました。


多頭飼い現場

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